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処置室

体外衝撃波
extracorporeal shock wave

体外衝撃波とは

体外衝撃波とは、音波の一種である「衝撃波」を体のなかに伝達することで、痛みを和らげ、組織を修復する治療法です。

医療分野においては、1990年代欧州にて腎臓の結石破砕術で初めて使用されました。その後、その技術を応用して、低エネルギーの衝撃波はさまざまな整形外科疾患にも応用されるようになりました。ヨーロッパを中心に普及し、低侵襲な治療法としてスポーツ選手にも使用されています。最近では、体操男子の内村航平選手が、世界選手権直前に前距腓靭帯損傷を短期間で治療するために取り入れたことでも知られています。

海外では、この体外衝撃波治療足底腱膜炎、テニス肘、アキレス腱周囲炎などさまざまな疾患の治療に応用するようになっており、整形外科領域では新しい治療法になります。

日本でも全国で導入が進んでおりますが、千葉エリアではまだ導入しているクリニックは少ないのが現状です。

一般的に体外衝撃波には、フォーカスタイプと呼ばれる集束型体外衝撃波と、ラディアルタイプと呼ばれる拡散型圧力波の2種類があります。

​当院では、拡散型圧力波治療器(フィジオショックマスター)を採用しております。

​圧力波の原理

コンプレッサーにより発生させた圧縮空気をパルス状に解放させ、ピストンが衝撃体にぶつかることで圧縮波を生み出しています。

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治療機序
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​体外衝撃波治療の適応

​慢性的な腱障害(腱付着部炎・腱炎)

・足底腱膜炎

・アキレス腱炎

・テニス肘・ゴルフ肘(上腕骨外側上顆炎・内側上顆炎)

・石灰沈着性腱板炎(石灰性腱炎)

・膝蓋腱炎(ジャンパー膝)

・脛骨過労性骨膜炎(シンスプリント)

・小児骨端症(オスグッド・シュラッター病、シーバー病など)

・ばね指

・有痛性外脛骨

・大転子滑液包炎、近位部腸脛靭帯炎

骨修復機能異常(骨折・軟骨損傷)

・疲労骨折

・偽関節、骨折の遷延治癒

・早期の骨壊死

​・早期の離断性骨軟骨炎

※その他、慢性腰痛や術後の関節拘縮などにも適応があります。

​禁忌及び厳重注意事項

【禁忌・禁止】

・血友病など未治療の血液凝固障害のある方

・抗凝固剤を服用している方(特にフェンプロクモン)

・血栓症の方

・妊娠中の方

​・小児の骨端線

​・6か月以上ステロイド治療を受けている、およびコルチゾン注射から6週間以上経過していない方

・明らかな皮膚脆弱性のある方

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