腰椎分離症の勉強会に参加して
こんにちは柔整師の田中です。
先日第19回東京スポーツ整形外科研究会にオンラインで参加してきました、その中でも「腰椎分離症」について書きたいと思います。
腰椎分離症とはいわゆる疲労骨折で好発年齢は14歳ですが、スポーツをしている方の4割は発症の可能性があるといわれます。早期発見で分離部の骨癒合の可能性も高くなり発見が遅くなれば遅くなるほど骨癒合の可能性は低くなります。
そもそも腰椎は回旋可動域が少ないため回旋で椎間関節にかかる負荷も大きく伸展運動時にも椎間関節間に力がかかります。そのため激しいスポーツや週3回以上スポーツをしている人が発症しやすいといわれています。
当院は、レントゲン後、腰椎分離症を疑った際には提携している病院に迅速にMRIやCT検査依頼をし、コルセットを作成し同時にリハビリも行います。
腰椎分離症の原因の中でオーバーワーク(使いすぎ)もありますが、股関節、背中の筋肉の硬さ、腰が反りすぎている、腹筋が弱いということも挙げられます。そこに対してのリハビリは全体の評価を行い、復帰までみていきます。
腰の痛みに悩んでいる方で
□ 最近身長が伸びてきた
□ 腰を反らしながら捻ると痛い
□ 運動中腰が痛い
□ 長い間腰痛に悩んでいる(2週間以上)
□ 少し休めば痛みは引くが運動するとまた痛くなる
□ 小、中学生で高いスポーツレベルで運動をしている
1つでも当てはまる方は早めにご来院してください。
