肩関節へのPNF勉強会に参加して

北柏すごう整形外科の松隈です。

先日、国際PNF協会認定アドバンスインストラクターの松田現先生を講師としてお招きし、院内でPNFの勉強会を行いました。

PNFとは、固有受容器(体の感覚を感じるところ)を刺激し、神経と筋肉を促通する方法です。

今回はPNFを用いた肩の病気の捉え方と治療アプローチについて座学と実技で学んでいきました。五十肩とは、外傷などの明らかな原因がなく肩の痛みと可動域制限が生じる疾患であり、肩関節の動きに関係する筋肉や滑液包(関節の動きを滑らかにするもの)などの炎症が起こることにより発症するとされています。肩関節周囲炎とも呼ばれます。

私は今回の勉強会で『鎖骨の位置の評価とPNFの肩甲骨の動きを利用した治療アプロー チ』と『肩関節を安定させるためのインナーマッスル(回旋筋腱板)の促通』について学び ました。 肩関節は多くの関節が連動して動くことによって動きます。その中でも肩甲骨、上腕骨、鎖骨の動きは大きく、肩関節の動きに大きく関わっています。そのため、鎖骨の動きが悪くなると肩関節の可動域制限に繋がります。また、肩関節を安定して動かすのには回旋筋腱板(肩のインナーマッスル)と言う4つの筋肉の働きが必要になります。4つの筋肉が連動して働くことによって肩関節を滑らかに動かすことができます。これらの筋肉はなかなか動きの感覚が感じにくい部分であるため、リハビリでの正しい促通(筋収縮を促すこと)を行うことが重要だと感じました。

学んだ知識を生かし、様々な視点から病態を理解し、質の高い治療に取り組んでいきたいと思います。



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