冷やすべきか温めるべきか
こんにちは、北柏すごう整形外科の田中です。
よく診察で患者様から「冷やしたほうがいいですか?温めたほうがいいですか?」と聞かれます。
<冷やしたほうがいい場合>
・怪我したてで患部が赤くなっている
・熱く腫れている
・運動後のクールダウンとして患部を冷やす(わかりやすいのは野球のピッチャー)
・スポーツ後ズキズキ痛むとき
<温めたほうがいい場合>
・筋肉が張っているとき
・凝り固まっているとき
・関節の動きが硬いとき
上記を目安にして頂ければと思います。
また、冷やしてくださいと伝えると湿布貼ったらいいのか聞かれますが、湿布はそもそも冷やす効果は直接的にはないものです!
冷湿布はメントールが配合されているのでひんやり感じますし、逆に温湿布にはトウガラシ成分のカプサイシンが配合されているのでポカポカ、ヒリヒリ感じますが、どちらも皮膚の感覚なので直接的に温めたり冷やしたりの効果はないといえます。
シンプルですが冷やすならビニール袋に氷を入れて15分患部に当てて冷やす!
温めるのであればホッカイロや湯たんぽで温める!
という方法が良いと思います。
今後も診察で聞かれた疑問を発信してければと思います。気になることや相談したいことがあればいつでもご質問下さい。