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ハンドセラピィ学会学術集会に参加して

北柏すごう整形外科の莅戸です。

2020/6/28(日)から2020/8/10(月)にかけて開催された、ハンドセラピィ学会学術集会に参加しました。本年は新型コロナウイルスの影響に伴い、オンラインでの開催となりました。

ハンドセラピィとは手に対しての包括的(幅が広い)な治療のことです。手への外傷や障害により起きてしまった機能の低下に対して、手を日常生活でまた使えるよう治療をしていきます。また、肘や肩関節も手と連動して動くため、手の機能と合わせてリハビリテーションを実施していきます。

今回の学術集会参加により、『運動イメージ』や『治療するための計画』を患者様と理学療法士の間で共有を行うことが大切であることを学びました。手指以外の治療を進めていく中でも大切なことですが、手指はいくつもの関節が複合的に動くため、さまざまな動きをすることができます。そのため、重要性がより高いと感じました。

『運動イメージ』とは、体をどのように動かすかを頭の中で想像することです。理学療法士が行ってもらいたい運動を説明し、実際の運動を行ってみせても、しっかり伝わっていないと患者様の行う動作は違うものになってしまいます。そのため、説明した内容から患者様がどのように運動イメージをしているのかを伝えてもらうことが必要となります。お互いの運動イメージを共有していくことで、獲得していく運動の正確性が向上していきます。

『治療するための計画』を共有することにより、短い期間での目標や最終的な目標が明確に患者様に伝わります。目標が正確になることで、現在行っているハンドセラピィの目的も理解してもらいやすくなり治療効率があがる、つまり治りやすくなります。

学んだことを生かすために、患者様への伝え方を工夫していき、患者様と理学療法士間の意思疎通(コミュニケーション)を高めて、より質の高い治療に取り組んでいきたいと思います。

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